フィットネス業界で全国に展開している大手の最終面接。
今思えば、一次面接から面接官を困惑させていた。

久しぶりに自分のことを人に話す機会があり、抹消していた記憶が思い出されたので、ちょっくらお話します。こんな奴もいるんだな。と思っていただければ幸いです。
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目次
大手フィットネスクラブの面接は2回

面接官は2人。就活生は6人ほどいたと思います。各自の自己紹介やPRを終えたあと、なぜか再度私だけ名前が呼ばれる。
内心バクバクで「はい(震え)」と返事をした。

希望の配属(フロント・ジム・プール・テニス・ダンス…)すべてにチェックがされていますが…
WHY?
なぜ?・・・自分のことながら、なぜだろう。私は泳ぐことしかできない。
ダンスは大学(体育大学)で「女性ならワルツぐらい踊れないとダメだ」と先生に言われたが、当たり前に踊れず。テニスなんてラケットに球が当たるのかさえ、わからない。

…どこの配属にも魅力があり、チャレンジさせていただけるのであればやってみたいと思ったからです!(我ながらよくこんなことが言えたと思う。)

wa・・・わかりました。ありがとうございます。
面接終了後は、大学のキャリアセンターに報告をすることになっている。
私は、ありのままを伝えた。
すると、キャリセンの担当者から一言。

ほかの選考に集中しましょう。キレ
やる気だけで乗り切ろうと思ったけどダメか…オワタ。
と思ったが、1週間ほどで選考通過の案内が届く。(笑)
面接官は役職の3名&司会進行の人事。
いざ、出陣。
前回同様、自己紹介・PRに加え、経歴などを話しているうちに面接官の1人(専務)からこんな質問が。

そこまで水泳を頑張ってきて、色々あったと思いますが、挫折したことと嬉しかったことを聞かせてくれますか?
中学3年生の時、出場できると思っていた全国中学への標準記録を突破できず、水泳で進学を考えていた私は絶望した。「もう水泳を続けられない…」と思ったが、顧問からまだ地方大会があるんだから、そこで結果を出すまで諦めるなと声をかけてもらった。そのおかげで地方大会は大会新記録で優勝(全国中学で入賞できるタイム)
顧問の一言がなかったらその結果は出せなかった。
というエピソード。
面接の緊張と当時を思い出してしまって…そのエピソードを話している途中で涙が溢れ出る。
なんということだ。
ティッシュとハンカチは入り口付近に置いたバッグの中。
涙と鼻水は手で拭うしかない(汚)
あたふたしているのは私だけではない。
専務は私に謝り、他の面接官は心配してくれ、
司会の人事がティッシュを持ってきて…
これ、何の会?(笑)
そのあとはよく覚えていない。なんだかわからないまま面接を終え、まだ声が震えている中、キャリアセンターに電話をした。

面接中に感情のコントロールができないなんて…
お疲れさまでした。
他の企業の対策をしましょう。
就活で大切だと思ったこと

最終面接から3日後に企業の人事から採用の電話がありました。正直、落ちたと思っていたので本当にびっくり。
何が言いたいかというと、企業にとって有能な人材であることが大切なのは前提にあるが、社会人経験のない新卒に対し、そこまでのことを求められておらず、見られていたのは、チャレンジ続けられるやる気だったのかな。と思うわけです。中学の時に経験した全国中学を逃した失敗。そこで諦めずチャレンジし続けて、その中(地方大会)で結果を出すこと。
そう、失敗で終わらせず成功まで続けられるチャレンジ精神。
水泳人生でも社会人でも子育てでも…どんなことにおいてもとても大切なマインドだと思います。
失敗で終わらせなければすべてが成功になります。成功させるために知識や経験を積むことはとても大事。もし現状に失望していることがあったり、人生うまくいかないなと思うことがあっても、「たのしい」と思えることや「自身の健康」へ目を向けてみてほしいと思います。考え行動し続ければ変わっていきます。情熱をもって続けていけば…
そう思うおからこそ、つたない文章でも書き続けたいと思いますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。