長男を出産後、育児不安やストレスから実際に産後うつになりました。
そんな長男も5歳。産後うつも改善し、妹も生まれ赤ちゃんと幸せな生活を送れるように。
今回は、産後うつの症状を軽くできた理由や治るきっかけをお話させていただきます。

突然襲ってくる不安
理由の分からない涙
目の前の赤ちゃんをかわいいと思えない
そんな日々がとてもつらかった
※この記事は約10分で読むことができます。



産後うつになってしまった。
親(お母さんに・お父さんに)になったんだから…
産後直後から3か月の間に現れやすいうつ症状と言われています。原因は様々ですが、出産は「全治1~2か月の交通事故」と例えられる程、体へのダメージは大きく、加えて産後は、自分の意思とは関係なく起こるホルモンバランスや身体の変化。子供が生まれたことで起こる環境の変化など、それらは「親になったんだから」という言葉でどうにかなるものではありません。
だから、どうか自分を責めないでください。
・ホルモンバランスの変化
・体の変化や体力
・環境の変化
自分ならできるはず…迷惑をかけたくない
産前ならできたことができなくなったり(産後体力が落ちるため)、物忘れが激しくなったり(ホルモンの影響)しても「前ならできたから今もできるはず」と無理してしまう。また、周囲のサポート不足な環境下で頼ることができないと、弱音も吐けず頑張ってしまうもの。とはいえ、誰かに相談しても「無理しないでね」「しっかり休んでね」と言われても「じゃあどうすればいいの?」と言えずモヤモヤ・・・。
自分の赤ちゃんがかわいいと思えない
赤ちゃんに対して≪何か話せば反応があるもの≫≪泣いたら「抱っこorオムツorお腹すいた」≫など自分の中での赤ちゃん像が出来上がっていて勘違いしていたのかもしれない。当時は身も心も限界が近く気が付けなかった…。そして周囲からは「(赤ちゃんを)かわいい~」「幸せそうでいいね」と言われ、そう思えない自分への嫌悪感や赤ちゃんに対しての罪悪感などで益々かわいいなんて思えませんでした。
・語りかけても、反応がない
・何を考えているのかわからなくて不安
・周囲の言葉と自分の心身の状態とのギャップ
産後うつが改善できた方法
親になったはずなのにできない自分を情けなく感じたり、周りの《お母さんたち》と比較して惨めになったり…小さな不安が積み重なると誰でも産後うつになる可能性があります。そんなとき、自分をちょっとだけ変えてみるを積み重ねると産後うつもどんどん良くなりました。下記から出来そうなことが見つかればいいなと思います。
身近な人の理解を仰ぐ
察してもらうことは難しい。だからこそ遠慮せず「助けてほしい」「こうしてもらえると助かる」と声を出して伝えることが大切。うまく言葉で伝えられなければ手紙でも良し。頑張り過ぎないでくださいね。
・市町村の子育て相談窓口
・保育園の「一時預かり」
・自治体の「ファミリーサポート」
・ベビーシッター
・「子育て支援センター」
上記どれでもいいので検索し、包み隠さず「疲れてしまったから子供を預けたい」と相談してみてください。新しい場所に出向くことは億劫かもしれないけど、きっとあなたの手助けになると思います。
物理的に赤ちゃんと離れる

子育てがしんどくなっている時は『我が子とたくさん向き合ってきた証拠』。抱え込み過ぎず休むことが大切。身近に頼れる人がいるならお願いをし、いない場合はお金をかけてでも預けて、しっかり身体を休めることが重要です。休むことは悪いことじゃないですよ。まずは自分を労わってください。
とにかく寝る
「赤ちゃんが寝ているうちに家事をしてしまおう」なんて思わず、一緒に寝る。「ほこりで人は死なない」し「家事は適当でも大丈夫」
《やらない》と決めてしまうと意外にも気持ちがラクになります。そして、私は≪家事をやらない≫ために家電を導入しました。

家の物を捨てる
私は産後うつでモノをなかばヤケクソで捨て(笑)、そして気が付きました。
自分の好きなもの+今使っているものを中心に生活するだけで生きるのがラクになります。
ちなみに…\キッチンでなくしたもの/

チョコレート・スナック菓子を控える
甘いものやスナック菓子が大好きで手軽に食べられるため産後もよく食べていました。でも「イライラする」「だるい」「気持ちの浮き沈みが激しい」と感じたらお菓子を控えることをおすすめします。
・脳が異常に刺激され感情のコントロールが難しくなる。
・胃腸が荒れて疲れやすくなる。
ココでの詳細は割愛しますが、産後ただでさえ疲れやすい環境の中、小麦・白砂糖・精製塩・油の影響で体の回復が遅れてしまいます。
でも、0にするのはかえってストレスだと思うので少しずつできる範囲から変えていけると体も変わってくると思います。
産後は食べる物を気を付ける

何事も変える時には心身に大きなストレスがかかります。だからこそ少しずつ、短期的に見ず長期的に変えていくことを意識するとストレスも少なく変わっていけます。無理せずちょっとでも出来たら自分を盛大にほめて続けていってください。
バナナ:豊富なビタミンB6が脳内セロトニンの生成を促進し、気分を安定させる。
りんご:脳内の神経伝達物質アセチルコリンの生成を促進することで、記憶力を高める。
ブルーベリー:脳細胞を保護し、認知機能を改善するフラボノイドが豊富。
イチゴ:脳の血流を改善するアントシアニンが含まれており集中力を高める。
キウイ:ビタミンCが豊富で、ストレスによる脳細胞のダメージを抑える。
ナッツ:マグネシウムを含み疲れや食欲不振に効果的。
ドライフルーツでも◎
産後うつが改善できた私から…

悲しくなったり・惨めになったり、罪悪感や嫌悪感。負の感情がたくさん溢れ出てしまう「産後うつ」
そんな時、頑張ろうと奮い立たせるのではなく、「よく頑張ってきたね」と、どうか自分を労わってください。
そして、「手を抜くこと」に目を向けてみてください。
知らず知らずに追い込んでしまった自分は「たくさんのことに向き合おうとした」努力の証です。
もし、今の気持ちを伝える場所がなく困っていたらココのコメントなども利用してみてください。
肩の荷が少しでも下ろせてあなたの気持ちがラクになることを心より願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。