ミニマリストは「病気」「子供に悪影響」「愛情不足」「虐待」「可哀想」といったかなりネガティブな言葉も目にします。
私は産後うつから、ヤケクソにモノを減らし(笑) 結果的にミニマムな生活を送ることになりましたが、そんな我が家の子どもたちも5歳と3歳で毎日ケンカと思えば2人で大爆笑など…元気いっぱい生きています(笑)
2児を育てる母であり、
ミニマリストである私が、
子育てをする上で
心がけていることや
気を付けていることを紹介します。
など、悩みや不安をお持ちの方の参考になったら幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
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子供のモノが増えて困る
我が家にいる男の子は「工作大好き」なので段ボールをはじめとする芯やティッシュ箱・新聞紙などのペーパー類やテープが散乱しやすく、女の子は「ごっこ遊びに夢中」でおもちゃのメイク道具やお着換えなど、細々したものが散らかりやすい。
でも我が家のルールは
盛大に自由に遊べ!!
片づけは皆で協力プレー!
まず、私は「モノの量≠満足度・しあわせ度」であると思っています。
それは、私自身がモノを減らしたことで「やるべきこと」よりも「やりたいこと」に時間もお金も使えるようになり、日々の満足度は上がって、ストレスが減ったことが大きい。
では子供のモノについてはどうしたらよいのでしょうか?
具体的に我が家の生活をご紹介します。
しまう場所・量を分かりやすくしておく。
- おもちゃは箱に入るだけ
- 飾る場所を決めておく
- 1in1out
おもちゃを仕分けて片付けるのは大人でも大変なので、おもちゃ箱は買い物カゴサイズの1つ。
片付けは子どもが自分でできる量。おもちゃ箱に入ればどんな状態でもOK。その代わり出すときもバサー!とひっくり返し一瞬で部屋いっぱいに広がります(笑)
とはいえ、量が多くないので散らかっても片付けがすぐ終わる。
園で作ってきた作品や家で作ったものを飾る場所も決めてあります。1つの作品を毎日改良し大作にすることもあれば、どんどん新作が飾られることもあります。
こだわりのポイントを聞いたり作品について根掘り葉掘り…すると作者(子供)はうれしそうです。
部屋にモノが少ないおかげで子供の作品が家に彩を与えてくれています。
入れ替える時には子供と作品を一緒に写真に残しデータで管理。
おもちゃ箱1つだってのに、遊んでないおもちゃがなぜか必ずある(笑)
おもちゃなどプレゼントを贈る機会は誕生日・クリスマスの年2回で、カプセルトイなど細かくて整理ができないものは基本的に買いません。
お気に入りや趣味も1年でだいぶ変わっているので1つおもちゃをお迎えしたら1つサヨウナラするのを基本にしています。
じぃじばぁばや親戚からの贈り物は
「その方と子供」の関係作りなので
そこは無理に止めないようにしています。
自由にしていい場所・モノを決めておく。
家にある共有のモノを汚さないように、傷つけないようにすることは学んでほしい。しかし、相手は子供。気を付けていても失敗はしてしまうもの。
「絶対にダメ(危険)」「気を付けてほしい」「ここなら完全自由」の3段階で伝えています。
我が家では食器がおままごとに使われることもあり、リアルおままごと(笑)
そして、テーブルなら自由に使ってOK。傷も汚れも気にしないことに決めてしまえば気持ちがラクになりました。
「どこなら自由に使えるのか」を先に伝えておけば親も子もストレス少なく過ごせます。
自分のモノなら好きにすればいい。
突然、お気に入りのおもちゃを「分解したい」と言い出した息子。使えなくなってしまうかもしれないというリスクを承知で子供自身が考えた結果なら、色を塗ろうが、分解しようが、お風呂に入ろうが…自由です。
「メリット・デメリットやリスクを事前に伝える」
「子供自身で考えさせる」
基本的に子供の持ち物を決めるのは子供。
「やらなきゃよかった」と後悔していた姿も過去ありましたが、「しちゃったからにはとことんやり尽くす!」と没頭しているので結果オーライかな。
片付けは強要せず、物は大切に使う。
我が家でのお片付けは「強要」ではなく「習慣」
歯磨きと同じ感覚かもしれません。
お片付けは1日1回。
家族全員で行えばあっという間です。
まだ子も小さいので手伝うスタンスです。
「片づけなさ~い!!!」って言う方も言われる方もストレス。
そもそも物が少ないから「片づけて」っていう機会も少なかったけど、おかげでより平和に過ごせいます。
いつも夜、寝る前にお片付けをしていますが、モノが少ないと片付けがラクになるのはもちろん、1つ1つの使用頻度も上がりたくさん遊んでくれます。
すると、満足度も高くて手放すときの「捨てる悲しさ」を感じにくいように思えます。
小さい子供がいてもシンプルに。子育て中の暮らしのコツとは?
結論、できます。
しかし、自分の理想とするシンプルな暮らしを全力で全うすることは、違う価値観を持つ人との暮らしの中では難しく、妥協しなくてはいけないところもあると思います。
ただ、唯一お願いしていることは
「1つ買ったら、1つは手放そうね」ということ。
ミニマリストの私が心がけていること。
我が家の目的は「家族が安全・心身健康・安らげる」場所であること。
その空間や生活のためミニマルでシンプルな暮らしをすることを私は選びましたが、夫や子供たちには違う価値観や手段の取り方があるのが当然なので、手放すのはあくまでも私の持ち物が最優先。
考えを押し付けるのではなく、それぞれが自分らしく過ごせる空間になることを意識しています。
自分の時間を作る
主婦になり、母になり「やりたいこと」よりも「やらなきゃいけないこと」が格段に増えました。
しかも「やらなきゃいけないこと」には前後に準備片付けがあったり管理や買い出しなど膨大な見えない部分が隠れている。
日々のやるべきことに追われると「自分のしたいこと」に時間が取れなくなりイライラも溜まってしまう…悪循環。
絶望的に料理が下手で
掃除だって角のごみは見えない病の私。
ミニマリストになり家電や発酵の知恵が私を解放してくれました!
自分の本当に大切なことに集中するために、それ以外のものを減らす
ミニマリストになったことで、家族にやさしくなれたり、体調を崩すことが減ったり…私がそう過ごせることで家族も安心して過ごせる環境になっていったのではないかと思います。
とはいえ、私もまだまだ試行錯誤の毎日ではあります。
苦しくなるほどの断捨離は本末転倒ですが、まずはご自身が過ごしやすい環境が整っていくことを願っています。
何か気になることがありましたらコメントやお問合せよりお聞かせください。
お力になれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。